今回は皆様よりいただくよくある質問にお答えしていきます。
「どのくらいの周期でオーバーホールをすれば良いか教えてください。」
こちらの回答は申し込み専用サイトにも記載させていただいておりますが、改めてこのブログでも回答させていただきます。
(この質問はオーバーホール修理を完了後によくいただきます。)
オーバーホール周期の目安ですが、
自動巻き、手巻きの時計だと3年に1度
クォーツ(電池式)時計だと7、8年に1度
オーバーホールをしたほうが良いと一般的に言われています。
(あくまで目安です。時計の種類や使用頻度、使用環境によって異なります。)
腕時計の購入から数年も経過すると、時計内部の潤滑油の油切れや、油の固着が発生します。
このままの状態にしておきますと、内部部品の摩耗、破損に至り、それが時計の不動や精度が悪くなる原因となります。
そこで時計のオーバーホールを行い、時計内部の古い油を洗浄し、劣化した内部部品の交換を行なえば、精度不良や不動といった不具合が解消されて、永くご使用ができるものとなります。
また定期的にオーバーホールをされることで部品交換も少なくなり、結果的に維持費用が抑えられます。
ご愛用時計の寿命を延ばすためにぜひご参考ください。