今回は当社にオーバーホールをご依頼くださったお客様からの
ご感想メールをご紹介いたします。
長野県 N様
ご依頼時計:オメガ シーマスター(クオーツ)今回オメガシーマスター18kのコンビクオーツを初めてオーバーホールに出しました。
1997年に購入以来、24年間一度もオーバーホールしたことがなく、
なぜか電池交換も4回しかした事がありませんでした。
こちらの時計はどうしても気になり半年通い詰めようやく購入。
その後は父にプレゼントし、その父も亡くなりまた私の手元に。思い出が詰まりすぎてるので、
なんとかこの先も使い続けたいとオーバーホールを決めましたが、
3ヶ所回り平均17〜19万と言われ、
諦めかけていた時にネットで千年堂さんの記事を見て直感めいたものがあり、
早速申し込んだところ6万の後半で済み、
あまりの綺麗さに使うのもためらうほどです(笑)千年堂さんのお預かりした時計は自分の家族の時計と同じように
誠心誠意直すという思いに感銘を受けました。みんなに宣伝しております。
これから定期的にオーバーホールしますので、よろしくお願い致します。追伸
あまりに綺麗だったので腕にはめるのも、もったいなかったのですが、
ひさびさはめて、今見ましたら蛍光塗料が復活していました。
もう経年劣化で完全に蛍光塗料は諦めていたのですが感動致しました。
このたびは当社オーバーホールサービスをご依頼くださり、誠にありがとうございます。
今回のお預り時の精査では、電子回路に劣化が見受けられた為、
オーバーホールと同時に電子回路の交換も行ないました。
クオーツ時計の電子回路には寿命があり、一般的には10年程度の寿命といわれておりますが、
個体差があり、中には20年近く稼働するものもあります。
今回の電子回路交換で、次回のオーバーホール時期までは保ってくれるものと思われます。
また今回は、キズ取り研磨である「外装仕上げ」も承り、
時計の小キズやクスミが取れて、ゴールド色とシルバー色の光沢が蘇りました。
外装仕上げを行なった時計の光沢感は、高級時計であることをより実感させられます。
文字盤や針の蛍光塗料の部分については、
ガラス面を含む外装部分の洗浄により、汚れが落ち、
ガラスの透明感が増して、蓄光しやすくなったものと思われます。
クオーツ時計は電池交換で数年はご使用できますが、
やがて、オーバーホールと電子回路交換が必要な時がやってきます。
時計修理の千年堂では、受け継がれた大切な時計を末永くお使いいただける様、
これからもご満足いただけるメンテナンスサービスをご提供いたします。