ロレックスやオメガ、ブライトリング時計の一部には、
光の反射を抑えて、文字盤の視認性を高める為、
サファイアガラスに無反射コーティングが施されているものがあります。
以前は紫や青のコーティング色がありましたが、
最近のものは透明なコーティング色が増えてきています。
このコーティングは、ガラスの内側のみや、内側と外側の両面に施されているのですが、
経年により劣化し、剥がれが生じてきます。
剥がれるとキズやまだら模様のように浮かび上がり、返って目立つようになります。
これを綺麗にするにはガラスを交換か、またはコーティング剥がしの方法があります。
最良なのはガラス交換ですが、純正ガラスは状況により入手が難しい場合もあります。
ガラスコーティング剥がしについては、
ガラスに残っているコーティングを全て剥がし落とすことで
まだらになっていたコーティングが消えて、透明度が高まります。
その反面、無反射効果がなくなったり、
ガラスに元々付いていたキズが目立つようになることもありますが、
綺麗なガラスにされたい方は、コーティング剥がしをお勧めします。