日頃より「時計修理の千年堂」をご利用頂き、誠にありがとうございます。
今回は千年堂サービスセンターに修理ご依頼品のお時計をお送り頂いた後、どのように受付していくかご紹介させて頂きます。
お客様の時計が、配送業者(日本郵便)によりサービスセンターへ着荷します。
サービスセンター従業員は1つ1つ丁寧に梱包された袋を開封し、中に入っている時計をチェックさせて頂いた上、パソコンの専用管理システムに時計の情報(キャリバー・固有番号等・修理ご依頼内容・時計の状態)を入力していきます。時計を確認する際に重要な事は、「自分の親の形見であるかのように大切な時計を扱う」ということです。それを従業員全員がイメージしながら、時計をお取り扱いします。
そして、管理システムに入力が完了した後、専用ブースにて全ての時計を写真撮影します。弊社に着荷した際の時計の状態を画像に保存することが目的です。
時計のフェイス・側面・背面・バンド・目立ったキズ等を、余すことなく撮影します。これは、お客様から「時計が戻ってきたが傷が増えてしまった」というご指摘が無いようにするための取り組みです(写真「撮影」参照)。時計を撮影する際、片方の手はカメラを持ち、もう片方の手はカメラの下に当てることで、手元・写真がブレないようにしています。
写真撮影後は時計を拭き上げ(写真「拭き」参照)梱包し、着荷した当日中に弊社が業務提携している修理工房に時計を送ります。現在も、業務提携に至った修理工房の品質・価格競争は継続して行っており、お客様へ低価格・高品質の修理をご提供できるよう努めております。
次回も引き続き、千年堂サービスセンターの業務(修理完了確認・発送)についてご紹介させて頂きます。
千年堂理念
「時計を大切にする“あなた”の一生涯のパートナーとして、最高の時計修理・オーバーホールサービスを提供し続けます。」